« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »

2006年8月

選ばれし関係

先週、ある男の子が退学していった。本当に、本当に、彼が心底考えた末出した結論だった。

一生懸命、家族の期待に応えるために頑張ったけれど、心と身体が悲鳴を上げていた。それでも、頑張る彼に、私たちは「もういいよ、もういいよ。」と声をかけ続けたけれど、彼の目はいつもつらそうに遠くを見ていた。

彼が少しずつ変り始めたきっかけは、年老いて病気になったお父さん。病院で付き添ったり、ご飯をよそおってあげたことを教えてくれた。

そして、こんな自分でも家族の役に立つと実感した時、もう、彼に学校のお勉強は絶対ではなくなった。

ここまで来るのに、自分を傷つけ、眠れない夜を何日も過ごし、自分の人生を恨んで泣き腫らした日もあったでしょう。それでも家族がいて、あなたがいたよね。そんなあなたがいたから、家族の方も一生懸命頑張ってこられた。きっとあなたはこの家族に選ばれて、生を受けたんだね。

彼が門を去る後ろ姿を見て、そんなことを思った。

新しい道を歩き始めたあなたに、心からのエールを送ります。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ベスグロ

今回の帰省、別名「ゴルフ合宿」。滞在している間、ほぼ毎日ラウンド。

熱中症になりかけながらも、連続で廻るとそれなりに効果があるもので、ダンナも私もベスグロ(といっても笑っちゃうくらいのスコアですが)が出ました。

おかげで、来年のコースまで決めてきちゃう始末。

超超インドア派のダンナと結婚した当初、そんな、ゴルフを親子で一緒に廻る日が来るなんて想像もしておらず、その意外性に人生何があるかわからないものだと、しみじみ思った。

200608261508000_1 8月最後の週末、羽田はすごい混雑。往く夏を惜しむ風景。

青い空、海、太陽、やっぱり夏が好きだな~。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

ゆるりと

8月も下旬になると、ノドの調子がゼコゼコと悪くなる。冷房にあたりすぎるのと、多分なんか飛んでいるんだと思う。

夜も寝たか寝ないかわからない感じで、昼間も頭がボーっとしている。酸素が行き届いていないというのか。まぁ、しゃぁないね~。

酸素が行き届かない脳だと、色々よくないことを考えてしまうから(夢見る内容も悪かったりする)、しばらくは重要なことは決めないでゆっくりしようと思う。なるようにしかならないということで。

200608181549001 ドライブに行った海。暑いけど風の感じはもう秋の気配も…。

世間では高校野球で大盛り上がり。汗と涙の彼らを見ていると、あの頃にもう一度戻ることができたなら、なにか変っていたかななんてふと思う。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

問答の夜

自分じゃない相手に自分のやりたいことを説明するのは難しいとつくづく感じる。

でも、難しいという前に、私にそれを出来るだけの1歩の勇気が欲しいだけなのかもしれない。

今、やっている研究。私自身はすごく必要性を感じている。だから、大学院で一緒に勉強している仲間や先生方には「こうして、こうやるといいと思うんです。」と、胸を張って言える。

でも、1歩外に出ると(いわゆる、馴れ合いで話が出来ないところ)、怖い気持ちが先に出てしまって、説明どころじゃなくなってしまって、もう嫌だ~、逃げ出したいという気持ちになってしまう。情けない話なんだけど。

で、こんな自分、どうしてだろう、と考えてみた。

多分私は、元々自分を否定されることがすごく怖いみたいで(それは幼少体験とかもっと前の体験からきていると思うんだけど)、出来るか出来ないか見通しがついていないことに対して、上手くいかなかった自分と直面しないように、結論が出る前に自分からあきらめてしまう行動パターンがある。

自分に枠を作ってきたというか、可能性に自分から限界を作ってしまうというか…。

研究っていうものは、一応上手くいくつもりで仮説を立て計画をするとは言え、自分の期待通りにいかない結果が出ることもありうるってこと。いわゆる「見通し」はよくわからない。でも、逆を言えば、だから研究として行う意味がある訳なんだけど。

あ~、もしかしたら、これまでの自分の行動パターンだと、最も苦手なシチュエーションの中にいるってことだわ。今頃、気付くのもどうかしているけど…。

でも、じゃあなんでこの研究に手をつけようと思ったわけ?それでもやりたい理由?

…。ボス先生と初めてお会いした時に言われた言葉。

「いい?覚悟しておいて。この2年間で、君を丸裸にするからね。」

確かに、研究を通して自分がこれまで目や耳を塞いでいた部分が露わになっている。先生が言っていた意味って、こういうことなのか?

もし、ここで勇気を持たなかったら、自分がこの研究をやりたいと思っている気持ちを放っておくことになる。またパターンを繰り返す。波風を立てないために、自分が否定されないために、自分の気持ちを置いておく。でも、自分の気持ちはどこに行く?その虚しさも、これまで自分が散々味わってきたはずだよねぇ。

夜更けの問答は、こうして続くのさ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

グダ子登場

世の中は夏休み真っ只中。

修論提出まで、あと150日をきった。そろそろ、構成とか考えなくていいのぉ、ねえ??

でも、なんだかだらけ気味の日々。ちょこちょこ手はつけるんだけど、集中力が持たず、色んなことをし始める。

返事待ちの案件もあり、手につかない状態。

また9月、授業が再開して、みんなの顔を見れば、ボスに喝を入れてもらえば、はかどるようになるのか~。

小学校の「夏休みの友」と同じ状態。まんま、成長していないじゃんよ。

そういえば、お母さんに、3色レースのテーブルクロス作ってもらったなぁ。展示されたんだけど、先生にバレバレだったと思う。

今回はさすがにそういう訳にはいかない。やってくれる人も残念ながらいず。

あ~、今日は蒸し暑いせいか、グダ子になってしまいました。ゴメンナサイ~。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

イマジネーション

またまたYuming のライヴへ。

友達がとってくれた席がステージに近く、踊りまくり、最高にラッキーだった♪楽しかったね、ありがとうね~!

最近のBGMになんだか彼女の曲を選んでいて、改めて思うことは、「海」「風」「雨」「空」…、自然の情景が本当にたくさんあふれていること。

ストレスの勉強を始めてから、あれこれ思い浮かべる情景は、人の心にとってとても大事な影響を与えていることを知った。その人が思い浮かべる風景、イメージはその時、世界で唯一のもの。イメージが自分を作っていると言ってもいい。

たとえば「海」。私は日常にあった地元の青い海。泳いだり遊んだり、というよりも、もっと大きい、空と海が水平線で繋がっているような、どこまでも続く海。すごく穏やかで、いつかここに戻れる「安心」というイメージ。

彼女の曲を聴いていると、同じ曲でも、その時の気持ちの状態でイマジネーションが幾重にも広がって面白い。

と書きつつ、立ちっぱでジャンプした太ももが、筋肉痛なのさ…。(^^;)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

ありのまま

以前からちょっと気になっていたので、購入、イッキに読んだ。

ダブルハッピネス ダブルハッピネス

著者:杉山 文野
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「性同一性障害」(GID)といわれる自身が、等身大で飾らず自分の日常を書いている。女子校から大学時代のこと、フェンシングの日本代表のこと(女子代表として)、家族のこと。特に、お友達との会話や恋人とのセクシュアリティーの葛藤とか、とてもリアルで、でも、説明されると、「なるほど~、そういう感じなんだ。」って納得する部分も多い。

私も少し前まで、GIDのことはテレビで水商売の風景をやっているレベルしか知らなかったのだけど、あることがきっかけで関心を持つようになり、時々意識して本を読んでいる。

驚いたのは、ある大学病院の外来に訪れた約8割の人が自殺を考え、3割の人は実際に未遂を起こしたり、自傷したことがあるということ。「自分がありのままの自分として生きることができない。」人間の根幹にかかわること。

でも、「ありのままの自分として生きることができない。」って、特別な事象ではなく、あらゆることにあてはまる。職場のハラスメント、親子の虐待、DV、戦争…。GIDが問題なのではない、そういう土壌を作りだしている、社会の問題なんだよな~って思う。

「フミノはフミノだよ」。高校でカミングアウトしたときのお友達の言葉。今、大人はとっさにこういう言葉、出るだろうかとふと思う。自分を含めて。性別だけじゃなく、その人自身と向き合うことって、ん~、色んな肩書きが頭をよぎって、なかなかできないかもしれないなぁ。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

さくら咲く

全英女子オープンの最終日、藍ちゃんとさくらちゃんの活躍で、元気をもらった。

1番よかったのは、さくらちゃんが最後18Hで、バーディーを決めた時に見せた、この笑顔。

GDO(ゴルフダイジェストオンライン)より。

http://www.golfdigest.co.jp/news/woman/sakura/2006/default.asp

素敵な笑顔で、ちょっと大人っぽいと思いません?

ラウンド中、静かな笑顔の藍ちゃんと違って、さくらちゃんはしかめっ面が多い。口をきりっと閉じ、細い眉もちょっとつりあがり気味。パーのときも、バーディーをとっても、その表情はあまり変らない。

いつか特集をやっていたとき、小さい頃からお金に苦労した家族の思いを一身に背負い、お金を稼ぐ手段としてゴルフをたたきこまれてきたことを知った。

ピンクの可愛いファッションとは裏腹に、今時の若者とは少し違うシビアな感覚を持っている女の子なのだろうなと思った。

だから、フィニッシュのこの笑顔を見たとき、自分の思いだけじゃない、色んな人、色んなものを肩に背負って頑張っていたんだな~って、妙に感動してしまったのだ。

ちなみに、さくらちゃんが今、練習のために住んでいるところは、私が子どもの頃よく遊んでいたところ。(すごくいいところですよ。)そういう意味でも、これから思いっきり花開いてほしいと思う。

「頑張れ、さくら!」

| | コメント (2) | トラックバック (0)

土曜の夜の過ごし方

今週は文献週間と決めていたので、お休みの1日、図書館におこもりし、文献コピーと要約にくれた。

安直にキーワードで検索していては駄目で、論文の参考文献にからめてひっぱってくると、今まで全然ひっかかってこなかった文献が、また、山のようにどっちゃり出てくる。

日本ではあんまり調査されていないと思っていたことが、実は海外では60年代からすでに行われていることがわかって、(はい?ちょっと~、今ごろ遅いんじゃないのぉ…。)発見の喜びと残念な気持ち。まぁ、そんなこんなで10本ほどお持ち帰り。

でも、せっかくの土曜日なのに、私が帰る頃の図書館は、私ひとり。(職員さんも帰っていった。)

出れは花火帰りの浴衣おねえちゃんや、ナイター帰りの親子連れ。

そうだよねぇ、夏本番の土曜夜はそう過ごすよねぇ~。どおりで静かなはずですワ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

自浄作用

8月は「ぱにゃお」のワクチン月。先月はノミ君に好かれて、臨時受診しているし、内心お金かかるな~と思いつつ、いつもの獣医さんへ。

「何か変ったことありますか?」「そういえば、時々耳をかくんですよ~。」

「じゃ、念のためカメラで覗きましょうかね~。」とかなんとか言いながら、先生が細いペンライトの先みたいのを、ぱにゃおの耳に入れていく。画面には拡大された耳の中。

「うっ!汚い!!!!」(先生は、間違ってもこんなこと言いません。思わず出た私の声。)

この前、お掃除したばかりと思っていた耳の中は、黒い垢がたまりまくっている。

「前は全然掃除しなくてもきれいだったんですけどぉ。(^^;)」

「もう、年齢が上がってくると、自分できれいにする力が落ちてくるんですよ。」

ぱにゃおは、おんとし6歳を過ぎた。

人間で言うと、更年期をそろそろという感じか。私をちょっと超えたくらいの熟女。

人間と一緒だ…。ちょっとシモ系の話で恐縮だが、婦人科でよく耳にする「膣炎」が頭をよぎる。いわゆる、「自浄作用」ってやつがなくなってくるわけね。

というわけで、耳洗浄、薬塗布、ノミ君の薬…と、ワクチンにプラスアルファ¥¥。

200608042056000 明細表ともらった耳洗浄薬でございます。

しめて、12000円なぁりぃ。

ぱにゃお、人生これからだよね!お互いね…。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ペラペラペラ…

日がな1日、英文献と格闘する。その割に成果!?微妙…。(- -?)

あ~あ、これで1日終わっちゃったよ~とか思いつつ、夕飯のお買い物がてら、近くの図書館へ。チープで恥ずかしいんですが、立ち読みとか図書館で、女性誌を一気にペラペラめくりまくってスッキリする趣味があるのですよ。

女性誌の9月号、STORYとかGraziaとかDomaniとか、もうすっかり秋模様。で、十和子さん、瞳さん、美樹さん、ゆり子さん、かれんさん、知永子さん、りさ子さん、この手の雑誌になくてはならない面々が並んでいる。キーワードは、「挑戦」とか「落ち着き」とか「子育て」とか…。

あ~きっとこの世代のツボは、このあたりなんだろうなぁ。これを全て兼ね備えている女性が、読者に選ばれていくのねぇ。

スーパーの買い物帰り、マイバッグを片手に、すっぴんで、簡単に素麺で済まそうなんて心掛け、私の人生これでいいのかぁ?と考えても仕方がない疑問がふと浮かぶ夏の日。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »