またのダメだし
いや、もとい、叱咤激励とでも言おうか…。
抄録、さらりと無難にパスするつもりだったが、ボス先生は文章を見た瞬間、ズバリ気になっていたことをいきなり指摘される。
「あのねぇ~、現場は大学院生のお遊びに付き合っている暇はないんだよ。現場の役に立つかどうかだけなんだよ。」
お遊びねぇ…。
ぐさっときた。「お遊び」という言葉にではない、私の心の隙を全く見逃さなかったことにだ。その言葉は、全く私の隙に当てはまっていた。今のテーマをお遊びとは思っていないが、論文提出間際のその学会、とりあえず抄録を出してみて…、という甘い考えでいたことは確かだった。
そして…。
自分が情けなくて、書き直しを言われても向き合う気持ちがなかなか起きない私に、すれ違った廊下での何気ない立ち話に、たくさんのヒントをちりばめてくださる。あ~あ、お手上げだよ。
きっと私は今、宝物のような経験を得ているのだと思う。あと、数ヶ月の時間を本当に大切にしようと思う。
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