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本屋での再会

週のはじめだというのに気分的にちょっとお疲れ。

誰のせいというわけでもないのだが、予想外の出来事で仕事の段取りが思うようにいかず手間取ったり、本当はプライベートで予定していたことがあったのだけど、スタッフの調整が上手くいかず、それもおあずけになりそう。なんだか、目先のことだけにバタバタ振り回されている、なんだか小さい自分がいる。

更に、夕方急いで院の科目登録に行ったのだが、下調べ不足でそれも結局出来ず、あ~あ‥何やってんだか、という感じ。

なんかぐずぐずと上手くいかない1日。

もうやだなぁ~と、落ち込み気味に立寄った本屋さんで、ふと懐かしい名前に思わず文庫を手に取る。

かけがえのない人間 (講談社現代新書 1936) かけがえのない人間 (講談社現代新書 1936)

著者:上田 紀行
販売元:講談社
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文化人類学者の上田紀行さん。10年くらい前に聴いた講演の印象が大きくて、病気とか健康を社会学の側面からもう一度勉強してみたくなったきっかけをくれた人。これを境に、大学の図書館で社会学や医療人類学の本を借りて読みまくった。多分、この方の話をあの時偶然に聞くことがなければ、私がこうやって大学院で勉強していることはなかったかもしれない。そのくらい今の自分に影響を与えた人。

医療モデルではなく、もっと広い意味での、社会的なセーフティネットとか支えとか、そういう側面から病気を捉えているところなんかは、そういえば、今のボス先生と共通する部分が大きいなとふと気づいた。

東大を出て、東京工業大学で教授をされていて、奥様はNHKアナウンサーの武内陶子さん。こうやって書くと、素晴らしい学歴、職歴、素敵な家族‥、とか思うんだけど、まぁ色々紆余曲折を経て今があり、今回の文庫は、その辺りも踏まえた上での自分の歴史と共に、生きることは何だろう、ということが書いてある。

ちょっと大きなテーマだけど、あっという間にお風呂の中で読んだ。相変わらず、学者さんにしては、読み易く穏やかな文体。上田さんの優しさが伝わる。

気がついたら、自分の今日の落ち込みなんて、ちっさい、ちっさい、それもまた愛しいと思えるから不思議。

まぁ、自分、結構単純だから。落ち込み易く立ち直り易い。それもまたいいとこ。

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